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NSX-Tでオーバーレイネットワークを試してみる - Esxi構築編

NSX-Tでオーバーレイネットワークを試してみる - Esxi構築編

  • 下準備としてEsxiを構築します。
  • 物理ネットワーク機器を構築せず、Nested Esxiで検証を行います。

ネットワークの設定

  • 検証で使用する「vlan-nested-4095」を設定します。
  • Nested Esxi上にvlanを構築し、検証を行いたいためvlan idを4095(vlanをそのまま通すトランク)で設定します。
  • 「ネットワーク」->「ポートグループ」を選択し、「ポートグループの追加」を選択します。
  • すべてのVLAN IDを通すのでVLAN IDは4095を指定します。他の設定は以下のようにします。セキュリティの設定はNested Esxiで構築するために設定します。
  • ポートグループが追加されました。

Esxiのデプロイ

  • EsxiとvCneterのisoをあらかじめダウンロードしておきます。
  • 物理Esxi上に仮想マシンとしてデプロイします。「仮想マシンの作成/登録」を選択します。
  • isoからインストールするので「新規仮想マシンの作成」を選択します。
  • 「名前とゲストOSの選択」では以下のように入力します。
  • 「ストレージの選択」ではデプロイしたい先のデータストアを選択します。
  • VMの設定ですが、最低でも以下が必要です。
  • 私の環境ではメモリに余裕があるので4vCPU,16GBにしました。また、検証で必要なためネットワークアダプタを4つにして、「vlan-nested-4095」を設定します。
  • 「CD/DVDドライブ」でEsxiのisoを選択します。
  • 完了したら、起動します。
  • インストールを進めていきます。
  • 最後にrebootが要求されたら、rebootします。
  • 起動しました。
  • これを4台繰り返します。

    修正履歴

  • もともとメモリ4GBで構築していましたが、この後の作業で実施するNSXの構成の準備で失敗してしまいました。(Esxi7では「一般的なエラーが発生しました」というエラーが観測できました。)おそらくNSX構成時に管理用のVMがデプロイされるのだと思いますが、それが構成できなかったのだと思います。
  • つづく。