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NSX-Tでオーバーレイネットワークを試してみる - vCenterとEsxi準備編

NSX-Tでオーバーレイネットワークを試してみる - vCenterとEsxi準備編

  • まったりとNSX-Tを構築していこうと思います。
  • 小さく分割して投稿していきます。
  • 今回はベースとなるvCenterとEsxi設計編です。

バージョン選定

  • 最新版のvSpere8を使用します。
  • vCener
    • 8.0 Update 1c
  • Esxi
    • 8.0U2

構成

  • 自宅LABで検証を行うため、物理環境の制約が大きく(物理サーバーを何台も建てられない)、Nested Esxi上に構築することにします。
  • 以下のポートグループを利用します。
    • vm-network
      • VLAN ID:0
      • 用途:管理系通信。vCenterやNSX ManagerとNested Esxi間の通信に使用します。
    • vlan-nested-4095
      • VLAN ID:4095
      • 用途:Nested VM用通信。管理系以外の通信で使用します。
  • Nested Esxi上にもVLAN ID:10のポートグループを作成し、vlan-mg-0010上に存在するvCenterとNSX Managerと通信できるように構成します。
  • Esxi用のデータストアとしてTrue NASを構築します。
  • つづく。

変更履歴

  • 20240101
    • 当初はvlan 10で管理系の通信を流そうとしていましたが、そうすると開発用に使用しているPCでvSphere Clientが閲覧できなくなってしまうことに気づいたため、開発用PCが接続しているvm-networkに各コンポーネントを所属させることにしました。当方の理解不足で、vlan idの「0」と「4095」とそれ以外を区別できていなかったのもあります。